【速報】岸和田市長“2度目の不信任決議による失職に維新・吉村氏「市民の皆様に申し訳ない」と謝罪 立候補者を公募「議会に信任される候補を擁立」 市長選は4月6日に実施
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大阪府岸和田市の永野耕平市長に対する2度目の不信任決議案が可決し、自動失職したことを受け、大阪府知事を務める大阪維新の会の吉村洋文代表は18日、「元々維新の候補としてなられた市長。市民の皆様には申し訳ない」と謝罪の言葉を述べた上で、「(市議選により)直近の岸和田市民の民意が示された中での不信任。維新としては、議会に信任される候補を擁立したい」と語りました。
岸和田市の永野市長は、不適切な関係にあった女性から裁判を起こされ、500万円の和解金を支払いました。永野市長は、不倫関係にあったことは認めたものの、性的関係の強要はなかったと否定していましたが、去年12月、所属していた大阪維新の会から「離党勧告」の処分を受け、市議会では不信任決議が可決。これに対し、永野市長は議会を解散しました。
今月2日に行われた市議選では、前職22人と市長の妻を含む新人2人が当選し、17日の議会で、再び不信任決議が出され、利害関係者として退席した永野市長の妻を除く23人の議員全員が賛成したため、不信任案は全会一致で可決となりました。
2度目の不信任決議案の可決により、永野市長は規定により自動失職し、市の選挙管理委員会によりますと、次の市長選は3月30日告示、4月6日投開票に決まったということです。
市長選には、永野市長が再出馬に意欲を示しているほか、岸和田市内の郵便局の局長で、衆議院議員の秘書を務めたこともある佐野英利氏が出馬する意向を示し、大阪維新の会も立候補者を公募しています。