ゴルフクラブを狙って、駐車中の車から盗みを繰り返したなどとして、無職の男ら5人が逮捕・起訴されました。被害総額は約5700万円にのぼるとみられています。

　逮捕・起訴された無職の大滝康信被告ら5人は、去年10月、大阪市内のマンションで、駐車中の車からゴルフクラブを盗んだ罪などに問われています。

　大滝被告は「ゴルフクラブ専門の泥棒」と自らを呼び、高値がつきそうなへッドカバーがついたクラブを選んで盗み、買取店に売却していたということです。

　警察は、5人が去年8月からの4か月間で、大阪府など7つの府県で286件、被害総額約5700万円相当の窃盗を繰り返した容疑を裏付け、10日までに検察庁に送致しました。

　調べに対し5人は容疑を認め、大滝被告は「仲間の出所祝いのお金を稼ぐためにやった」などと供述しているということです。