SNS型投資詐欺「打ち子のエース」送検 スマホ1台で100人以上に投資勧誘、被害総額は10億円か
SNS型投資詐欺に関わったとみられるグループのメンバー90人以上が逮捕された事件で、押収した2400台のスマートフォンの解析から、1台で最大100人以上に投資の勧誘をしていたことがわかりました。
1日朝送検された宮脇翔容疑者(29)は、今年2月から3月にかけ、20代の女性にSNS上でウソの投資を勧め、現金約90万円をだまし取った疑いがもたれています。
宮脇容疑者は、被害者にメッセージを送る「打ち子」でしたが、仲間内で「エース」と呼ばれていました。
警察は、グループの拠点の捜索で約2400台のスマホを押収し、解析を進めていますが、捜査関係者への取材で、スマホ1台で最大100人以上に投資の勧誘をしていたことがわかりました。
被害総額は約10億円に上るとみられていて、警察は実態解明を進めています。