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多重リースで詐欺容疑の会社役員の男 複数の店舗でも詐取か 大阪地裁がリース会社側の訴え認める

2024年7月10日 12:24
多重リースで詐欺容疑の会社役員の男 複数の店舗でも詐取か 大阪地裁がリース会社側の訴え認める

 飲食店の厨房機器を巡り、「多重リース」と呼ばれる手口でリース会社から金をだまし取ったとされる男が、別の複数の店舗でも多重リースをしていた可能性があることがわかりました。

 飲食店運営会社の役員、石原義明容疑者(41)と厨房機器の販売会社社長、藤本英明容疑者(60)は2020年、大阪市の店舗に納入する1つの厨房機器を巡り、リース会社3社と重複して契約する多重リースの手口で、販売代金など約8700万円をだまし取った疑いです。

 藤本容疑者は、別の2店舗でも多重リース契約を結び、金をだまし取ったなどとして、リース会社から民事訴訟を起こされ、大阪地裁がリース会社側の訴えを全面的に認めていたことが新たにわかりました。警察もこの情報を把握し、全容解明を進めています。

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