維新・兵庫県議ら3人が会見 増山県議が離党届提出 非公開の百条委の音声データなど提供認める
2024年の兵庫県知事選の期間中、NHK党の立花孝志氏に対し情報提供をした維新の兵庫県議ら3人が会見を行い、謝罪しました。
23日行われた会見には、死亡した元兵庫県議が斎藤元彦知事おろしの“黒幕”だとする文書が手渡された場に同席した岸口実県議、非公開の百条委員会の音声データを提供した増山誠県議、立花氏と電話で連絡をとっていた白井孝明県議の3人が出席しました。
増山誠県議
「録音データを流出させたことはルール違反ですので、謝罪します。申し訳ありませんでした」
24年10月に行われた百条委員会では、元副知事に対する証人尋問が行われましたが、県知事選への影響を避けるため、尋問の様子は、選挙後まで「非公開」となっていました。しかし、選挙期間中に委員の1人だった増山県議が立花氏に尋問の一部を切り出した音声データを提供。元副知事が告発者の私的情報について証言するのを、委員長が制止する様子がSNS上に流出しました。
増山県議は、音声のほか、告発者の私的情報などが記載された自作の文書も渡していたことを認め、23日離党届を提出したことを明らかにしました。