巨人の2軍春季キャンプは7日、初の休養日を迎え、ルーキーの浅野翔吾選手、田中千晴投手がキャンプ地サンマリンスタジアムでグッズ販売員となり、ファンとの交流を深めました。

今までバイト経験がないという浅野選手は「なかなかお客さんと接する機会がなくて緊張したんですけど、お客さんが一言『頑張ってね』『期待しています』と声をかけてくれるのでとてもうれしかったです」と初仕事を振り返りました。

初の販売員体験でしたが「商業高校出身ということで、電卓をよくたたいていたので、レジを打つのは早いほうだと思います」とレジ打ちには自信があることが判明しました。

一方、居酒屋や出前のバイト経験があるという田中投手は「懐かしいなと思いながら、翔吾が高校生なので、バイトリーダーみたいな気持ちになって楽しくできました」と振り返りました。

田中投手は「小さい子たちが来てくれて将来何になりたいのと聞いたら『ジャイアンツに入りたい』と言ってくれて、その子たちの夢になれてることがすごいうれしい。また明日からの練習に身が入るなと思っていい一日でした」と語りました。

翌8日から第2クールに入る2軍春季キャンプ。実戦練習や紅白戦が控える中、リフレッシュしたルーキーたちのさらなる飛躍に期待です。