「彼の一打で勝たせてもらえたら」巨人・菅野智之 ドラ1ルーキー浅野翔吾に期待
浅野選手との関わりについて、「僕がケガをしているときもファームで一緒にあせを流してやっていたし、彼の方から質問をしに来てくれたり、本当に周りの人からもすごく愛されているなと僕は見ていて、応援したくなる選手だなと思っていたので、僕が投げる試合で初出場してくれて、僕も思い出に残ったしうれしかった」と先輩の顔をのぞかせます。
また浅野選手から「結果がでないときの切り替え方はどうしていますか?」との質問を受けたということで、「僕の答えはすごくシンプルで、野球での失敗や悔しさは野球でしか取り返せない。ほかのことをしてリフレッシュしても、その場は忘れられるかもしれないけど、という話をして、しっかり野球と向き合っていくことが大事」とアドバイスしたそうです。
浅野選手には「8日のDeNA戦も『まだまだ』だと自分で思ったと思う。みんな挫折や力の差を感じる瞬間があるので、そこをどうはねのけるかが自分が試されるところだと思う」とエールを送りました。
「自分の登板のときに打ってほしいですね」と水を向けられましたが、菅野投手はしばし無言で「打つかなぁ」と苦笑い。それでも「いつかは彼がスタメンに名を連ねて、彼の一打で勝たせてもらえるような試合があったらすごくうれしい」と期待を込めました。