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【実況アナ取材記1】世界トップの日本勢そろうスケボー女子ストリート  注目ポイントは

2022年4月18日 6:05
【実況アナ取材記1】世界トップの日本勢そろうスケボー女子ストリート  注目ポイントは
4月のスケートボード日本OPENを取材する山本紘之アナ

いよいよ開幕まであと4日となった世界最大のアクションスポーツ国際競技会『X Games』。今回はその実況を担当するアナウンサー5人が、取材を続ける中でみつけた注目点やみどころを紹介します。第1回は、山本紘之アナウンサーです。

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ついにX Gamesが日本に初上陸します。

スケートボードやBMX、モトエックスなどの「アクションスポーツ最大の国際競技会」であるということはもちろんのこと、私が実況担当する種目が「女子ストリート」ということで、大きな期待感を持って準備をしております。

「女子ストリート」といえば、去年の東京五輪では日本勢として金と銅、2つのメダルを獲得した超注目競技です。ここでは日本の主な出場選手をご紹介していきます。

まず日本勢注目選手の筆頭とも言えるのが、東京五輪金メダリスト“まだ”中学生の14歳西矢椛(もみじ)選手です。難度の高い技を簡単そうに成功させてしまうため、アナウンサーとしてはそのすごさをお伝えするのが難しくもあります。が、飄々(ひょうひょう)と滑る中に細かな技術の高さが散りばめられているので、ぜひ注目して見てみてください。

続いて銅メダルの中山楓奈(ふうな)選手。五輪では「フロントサイドKグラインド」といわれる大技を成功させメダルを獲得しましたが、今月行われた日本オープンの優勝後には「パリ五輪に向けてそれ以外の大技を増やしていく」と話していました。その片鱗(へんりん)をこのX Gamesで見せるのか注目です。

日本勢としてもう一人の五輪代表選手を忘れてはいけません。19年からアメリカを拠点に活動し、日本女子のスケボー界を牽引(けんいん)してきた西村碧莉(あおり)選手です。五輪ではケガのため本領発揮とはいきませんでしたが、このX Gamesでは過去3度の金メダルを獲得している実力者。日本初開催の記念すべき大会で復活の優勝となるのでしょうか。

その他、父が倉庫に作ったスケートパークで練習を重ね、2020年のタンパプロ女子オープンで初代女王に輝いた17歳の前田日菜選手。同じくその大会で2位、今月の日本オープンでも3位に入った15歳の織田夢海(ゆめか)選手。さらに去年12月の日本選手権で西矢選手を破って優勝し、一気に注目選手となった13歳の赤間凛音(りず)選手と、期待の選手が数多く名を連ねています。

世界からも東京五輪銀メダルの14歳ライッサ・レアウ選手(ブラジル)やX Games優勝経験者のパメラ・ロザ(ブラジル)など、世界のスタースケートボーダーも目白押しです。

誰が優勝を手にするのか、そしてどんな技を披露してくれるのか、ゴン攻めの彼女たちを目に焼き付けてみてはいかがでしょうか?

取材・執筆  山本紘之(日本テレビアナウンサー)

4/22(金)スケートボード女子ストリート予選
4/24(日)スケートボード女子ストリート決勝

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