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阪神 劇的勝利も岡田彰布監督は冷静「打つ方がもっともっと奮起しないといけない」 8安打も得点伸び悩む打線にハッパかける

2023年4月19日 6:00
阪神 劇的勝利も岡田彰布監督は冷静「打つ方がもっともっと奮起しないといけない」 8安打も得点伸び悩む打線にハッパかける
阪神・岡田彰布監督
プロ野球セ・リーグ 阪神2x-1広島(18日、甲子園球場)

連敗中の阪神はホーム・甲子園球場で広島と対戦。1点を追う9回裏、侍ジャパンの中野拓夢選手が共にWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)を戦った広島・栗林良吏投手からサヨナラタイムリーを放ち、熱戦を制しました。

試合後、勝利した阪神・岡田彰布監督がインタビューに応じ試合を振り返りました。

この試合先発したのは今季初勝利を目指す西勇輝投手。8回まで2塁すら踏ませない投球。9回にマクブルーム選手に先制タイムリーを許すも、最少失点に抑え試合を作りました。

西投手について岡田監督は「前回(4日)の広島戦も1失点だったけど(その後)追いつかれて勝ち投手になれなかった。『なんとか今日は9回までいけ』といった。もう1人だったけどね」とコメントしました。

その後、試合は9回裏満塁の場面で中野選手が栗林投手から逆転サヨナラタイムリーヒットを放ち、劇的幕切れ。当時の心境については「中野に打ってくれと信じるしかなかったですね」と中野選手に試合の命運を託したといいます。

連敗をストップした阪神は岡田監督就任後、初の甲子園でのサヨナラ勝ち。このことについて聞かれると「甲子園ではもう4試合目でしょ。4試合目ではじめてサヨナラ出たらええ方じゃない?」と“岡田節”が飛び出しました。

その一方で8安打をマークしながらなかなか得点につながらなかった打線について「(前回の)遠征で最後打てなかったのもあって、連敗で(甲子園に)帰ってきたのでミーティングでも打つ方もハッパかけたけど、なかなか打てなかった」と指摘。

「点を取らないとなかなか勢いはつかない。こういう勝ち方では勢いつかないと思うので、明日から打つ方がもっともっと奮起しないといけない」とコメントしました。