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【高校サッカー】早稲田実業が初の全国の切符「このために3年間努力してきた」選手たちは監督を胴上げ

2023年11月11日 16:50
【高校サッカー】早稲田実業が初の全国の切符「このために3年間努力してきた」選手たちは監督を胴上げ
初優勝を喜ぶ早稲田実業の選手たち
◇第102回全国高校サッカー選手権大会 東京A決勝 早稲田実業2 -0國學院久我山(11日、味の素フィールド西が丘)

冬の全国への切符をかけて戦った東京大会A決勝は、早稲田実業が國學院久我山を2-0で下し初優勝、初の全国大会出場の切符をつかみました。

キックオフ直後の前半1分、早稲田実業高はクロスのこぼれ球を拾ったMF岩間一希選手(3年)の縦パスを受け取ったFW竹内太志選手(1年)が巧みなトラップからゴールを決め、電光石火の先制点を奪います。

さらに早稲田実業は前半28分、クロスからの折り返しをキャプテンMF西山礼央選手(3年)が左足で決めて2-0とリードを広げます。

この2点のリードを最後まで守り切った早稲田実業は昨年王者の國學院久我山に完封勝利。初の全国大会出場を決めました。

試合後、就任24年目で初優勝となった森泉武信監督は「本当にうれしいです。ここまで長かったですが、いろいろな人が助けてくれて本当に感謝しています」とコメント。キャプテンの西山選手は「このために3年間努力してきたので率直に本当にうれしいです。(2点目のゴールについては)みんなの気持ちを込めて打ったゴールが入って良かったです」と喜びを口にしました。

表彰式後には森泉監督を選手たちが胴上げ。スタンドからも大きな歓声が響き渡りました。