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「昨日は僕がめちゃくちゃ暗かったと思いますけれど...」35歳坂本勇人が代打で決勝打 若手とベテラン一丸でV誓う 巨人は優勝マジック4

2024年9月24日 6:06
「昨日は僕がめちゃくちゃ暗かったと思いますけれど...」35歳坂本勇人が代打で決勝打 若手とベテラン一丸でV誓う 巨人は優勝マジック4
巨人・坂本勇人選手
プロ野球セ・リーグ 巨人1-0阪神(23日、甲子園球場)

巨人は1-0で阪神との投手戦に勝利。7回代打で決勝のタイムリーを放った35歳の坂本勇人選手が、若手とベテラン一丸での優勝へ力を込めました。

試合はグリフィン投手、高橋遥人投手の両左腕が好投。両者無得点で迎えた7回、巨人は連打でノーアウト1、3塁とし、阿部慎之助監督が5番の大城卓三選手に代打・坂本をコール。坂本選手は「追い込まれていたので、最後ステップをせずにいったんですけれど、なんとかバットに当てて、何か起きてくれと思いながら、最後は気持ちで打ちました」とアウトコースのストレートをライト前へ運び、これが決勝点となりました。

前日の試合では、3度の得点圏すべて凡退し、途中交代。「昨日、大事な試合で僕が全然打てなくて負けてしまったので、今日代打でああいう場面で回してくれたチームメートにすごい感謝の気持ちを持ちながら打席に立ちました」と振り返りました。

35歳となった今季は6月に調整のため登録抹消も経験。チームの優勝争い中、9月は18打席ヒットがないなど、苦しんでいました。

2位阪神との直接対決に「今年なかなかファンの気持ちに応えきれていない試合が多いので、こういう優勝争い、阪神も本当に強いので、なんとか1つ勝ててよかったです」と安どの表情を浮かべます。

またチームの雰囲気については「本当に1年間いい雰囲気でやれている。昨日は僕がめちゃくちゃ暗かったと思いますけれど、今日も若い選手たちが元気出して試合前からやってくれていたので、いい雰囲気でやれていると思います」と語りました。

これで優勝マジックを“4”とした巨人。残りは6試合、「マジック出ていますけれど、優勝するまで気を抜かずに、若手とベテランでチーム一丸となって優勝します!」と力強く語りました。