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「つらい話だと思う」TJ手術からの完全復活目指す中日・梅津晃大 骨折離脱のロッテ・本前郁也を気遣う

2024年2月22日 6:00
「つらい話だと思う」TJ手術からの完全復活目指す中日・梅津晃大 骨折離脱のロッテ・本前郁也を気遣う
中日・梅津晃大投手(※写真は2月13日撮影) 写真:時事
◇練習試合 中日14-1-ロッテ(21日、北谷)

プロ野球・中日の梅津晃大投手が21日、ロッテとの練習試合に先発登板しました。

プロ5年目の梅津投手は22年に右肘のトミー・ジョン手術を行い全休。昨季前半はリハビリに専念し、後半戦の8月31日に2年2か月ぶりの登板を果たしました。

この日は、初回に先頭バッターの藤原恭大選手に内野安打を許すも、続く藤岡裕大選手を空振り三振に抑えるなど無失点。2回にも先頭から連打でピンチを招くと、併殺打の間に1点を失います。

3回はエラーもあり2人のランナーを背負いますが、3番・4番を打ち取り無失点で切り抜けました。梅津投手は3回51球を投げ、被安打3、1奪三振、1失点。中日は14ー1でロッテに勝利しています。

試合後のインタビューでは肘と肩をアイシングしながら現れた梅津投手。「先頭3イニングともランナーを出してしまった。窮屈なピッチングになってしまった」と反省するものの、「今日は5イニング以上、100球以上完投できる力加減を意識して、3イニングを投げた。7~8割くらいの力で投げられたのでよかった」と感想を述べました。

ケガからの完全復活を目指す梅津投手は、この時期に登板できることについて「すごくうれしいです。今日も投げる前は体が無事に終えられたらなと強く思っていた」とコメント。

さらに、「ロッテの選手も大ケガしたりとか報道が出て、つらい話だと思う。体が元気で野球できることが幸せだと思ってやっていきたい」と前日の練習試合で左上腕骨骨幹部の骨折で離脱したロッテ・本前郁也投手を気遣いました。

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