◇プロ野球セ・リーグ DeNA2-0巨人(9日、東京ドーム)

DeNAの先発・浜口遥大投手が今季3勝目を挙げました。

毎回のようにランナーを背負った浜口投手でしたが、緩急を使った投球で打者のタイミングを外し、決定打を許しません。

7回まで無失点に抑えると1点リードの8回、巨人の丸佳浩選手に内野安打、岡本和真選手にセンター前ヒットを許し、2アウト1塁、2塁としたところで降板します。

後を託されたのは今季チームトップに並ぶ39試合に登板している伊勢大夢投手。打席には前日にHRを放っているポランコ選手。1ボール2ストライクからの5球目、フォークを打たせファーストゴロに仕留め、最大のピンチを抑えます。

好投した伊勢投手は9回もマウンドに上がると無失点に抑え、プロ初セーブをあげました。

試合後、浜口投手は「本当のヒーローは伊勢」と好リリーフの伊勢投手をたたえました。

▽以下、浜口投手のヒーローインタビュー

――8回途中無失点の好投

「本当にあんまり良い出来ではなかったですけど、戸柱さんが一生懸命リードしてくれましたし、野手のみなさんもよく守ってくれた。なにより、本当のヒーローは伊勢だと思います」

――守備もいい守りがあった

「本当にみんなで勝ち取った勝ちだと思いますし、こういうゲームがもっとできるようにまた頑張りたい」

――3塁を踏ませないピッチング

「そこはたまたまだと思いますし、本当に良いプレーが多くでたのでそのおかげだと思います」

――今季3勝目

「そうですね。本当にそこは自分で操作できないことですしチームが勝てたっていうのは、僕が投げたゲーム勝てていなかったのでチームが勝ったというのが一番うれしいです」

――引き分けが続いていた中での試合で勝利

「本当に大きな1勝だと思いますし、ファンのみなさんもチャンス、ピンチで拍手で鼓舞していただいたので、それにこたえることができたのはすごくよかった」

――ファンにメッセージ

「まだまだたくさんゲームも残っていますし、ひとつひとつ全力で頑張っていますので、なかなか大きな声は出せないですけど熱い声援をお願いします」