藤波朱理(18)公式戦100連勝達成 負ける不安払拭に伊調 馨コーチの存在「こんな比じゃないものを背負って戦っていた人」
公式戦100連勝を達成した藤波朱理選手(左)と、父・藤波俊一監督(右)
◇2022年明治杯全日本レスリング選抜選手権(18日、東京・駒沢体育館)
今年9月の世界選手権代表選考会を兼ねた、全日本選抜選手権3日目。
女子53キロ級決勝は、21年世界女王の18歳・藤波朱理選手が、奥野春菜選手を4―0で破り、大会連覇。世界選手権代表に内定し、中学2年から続く公式戦連勝記録を100に伸ばしました。
節目の記録も藤波選手は「連勝は過去のことであって、大切なのはこれから勝つこと」と、表情を変えず。
今春日本体育大学に入学した藤波選手は、五輪4連覇の伊調馨コーチに指導を受けています。
「負けたらどうしようって不安も実際はある。いつも練習してもらっている馨さんは、こんな比じゃないものを背負って戦っていた人なので、プラスになる」と、精神面で大きな影響を受けていることを明かしました。
藤波選手は去年、世界選手権初出場ながら全試合無失点のテクニカルフォール勝ちで、金メダル。鮮烈なデビューを飾りました。
連覇に向けて、意気込みを聞かれると「去年は優勝することができたが、今回はもっとレベルの高い選手が出てくると思う。しっかり勝って2連覇し、その先のパリ五輪の予選につなげていきたい」と、力強く語りました。
今年9月の世界選手権代表選考会を兼ねた、全日本選抜選手権3日目。
女子53キロ級決勝は、21年世界女王の18歳・藤波朱理選手が、奥野春菜選手を4―0で破り、大会連覇。世界選手権代表に内定し、中学2年から続く公式戦連勝記録を100に伸ばしました。
節目の記録も藤波選手は「連勝は過去のことであって、大切なのはこれから勝つこと」と、表情を変えず。
今春日本体育大学に入学した藤波選手は、五輪4連覇の伊調馨コーチに指導を受けています。
「負けたらどうしようって不安も実際はある。いつも練習してもらっている馨さんは、こんな比じゃないものを背負って戦っていた人なので、プラスになる」と、精神面で大きな影響を受けていることを明かしました。
藤波選手は去年、世界選手権初出場ながら全試合無失点のテクニカルフォール勝ちで、金メダル。鮮烈なデビューを飾りました。
連覇に向けて、意気込みを聞かれると「去年は優勝することができたが、今回はもっとレベルの高い選手が出てくると思う。しっかり勝って2連覇し、その先のパリ五輪の予選につなげていきたい」と、力強く語りました。