「8回に全てがつまっている」ヤクルトが8回4点差から大逆転 高津監督はキャプテン山田哲人のV打を絶賛 一方で投手陣には指摘も
「8回に全てがつまっている」
指揮官も振り返った4点ビハインドの8回の攻撃は、5安打に2四球を絡めて一挙5得点。阪神は3投手を送り込みましたが、ヤクルト打線はつないで、つないで満塁の場面で長岡秀樹選手が走者一掃のタイムリーツーベースヒットで振り出しに戻します。さらに代打の山田哲人選手が決勝タイムリーヒットを放ちました。
「つないで、つないで秀樹の一振りも大きかったですし、哲人も狙いを絞って決めてくれた」と指揮官。勝負を決めたキャプテン山田選手には「代打で経験がたくさんあるわけではないですけれど、しっかり振るのはすばらしい」とたたえました。
一方、投手陣は「防げる失点もあったので、ちょっと苦しくなったかな。特に6回、7回、8回の失点っていうのは、2アウトからの失点もありましたし」と指摘。6回3失点のサイスニード投手には「不用意な一球や長打を打たれる場面もあったので反省をしないといけない。バッテリーで一工夫必要だった」と言及しました。
それでも6月を連勝で終えて、13勝9敗と勝ち越し4つの貯金。借金はまだ6ありますが、首位とは7ゲーム差で残り約半分となったシーズン後半を見据えました。