ウィンブルドン参加禁止は「憎しみをあおる」とベラルーシテニス連盟が声明
パリバ・オープンでは試合中に涙を見せたベラルーシのアザレンカ選手(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)
テニスのウィンブルドン選手権の主催者がロシアとベラルーシの選手の出場を禁止した件で、ベラルーシテニス連盟が「憎しみをあおる」などと主催者を非難しました。
ウィンブルドンの主催者は「ロシア選手が勝つことで、ロシア政権に利益を与えたくない」などとして、ロシアとベラルーシの選手の出場を禁止しています。
ベラルーシテニス連盟は声明を発表し、「この決定は紛争の解決には貢献せず、憎しみと不寛容をあおるだけ」とし、「ITF(国際テニス連盟)は中立な立場で出場を許している」と主張しました。
「この決定はスポーツ界と国際スポーツ連盟が、政治的な圧力をかける道具として利用されていることを明確にし、スポーツ界の発展には寄与していないことを明らかにした」
ベラルーシテニス連盟は選手の権利などを守るために、講じられるすべての手を尽くすとしています。
ウィンブルドンの主催者は「ロシア選手が勝つことで、ロシア政権に利益を与えたくない」などとして、ロシアとベラルーシの選手の出場を禁止しています。
ベラルーシテニス連盟は声明を発表し、「この決定は紛争の解決には貢献せず、憎しみと不寛容をあおるだけ」とし、「ITF(国際テニス連盟)は中立な立場で出場を許している」と主張しました。
「この決定はスポーツ界と国際スポーツ連盟が、政治的な圧力をかける道具として利用されていることを明確にし、スポーツ界の発展には寄与していないことを明らかにした」
ベラルーシテニス連盟は選手の権利などを守るために、講じられるすべての手を尽くすとしています。