「ほんと、ごめん」早大エース山口智規が流した涙 ハイレベルな2区で連発した“悔しい”の思いを力に...
レース後、涙を流した早稲田大学3年生の山口智規選手
第101回箱根駅伝で総合4位に入った、早稲田大学。2区を走ったエースの山口智規選手(3年生)が、レース後に悔しさをにじませました。
前回大会でも“花の2区”を任され、箱根デビュー。8人抜きの快走で1時間06分31秒の好タイムをマークし、OBの渡辺康幸さんが持つ大学記録を29年ぶりに塗り替えました。
今回4位でタスキを受け取った山口選手は、序盤からハイペースで一時は2位に浮上しますが、徐々に失速。まさかの7人に抜かれ、チームは11位に沈みます。1時間07分01秒とまずまずのタイムも、3人が区間新記録を出した歴史的な各校エース対決で区間12位の結果でした。
レース後には体を支えられながら倒れ込み、顔を両手で覆いながら「ほんと、ごめん」「苦しかった、ごめん」と仲間に謝罪。その後も落胆した様子で「だめだ俺。悔しい」「負けたのも悔しいけど、これだけやって発揮できなかったのが一番悔しい」と“悔しい”を連発。
「自分の中で心地いいペースで走っていたし、いいペースでラップを刻めていた。この調子でいこうと思っていたところで、思ったよりも早い段階で追いつかれてしまった。それで計算が狂ってしまって、そこからは本当に苦しいだけのレースでした」と振り返りました。
それでもチームでは3区で箱根デビューの山口竣平選手(1年)や“山の名探偵”こと工藤慎作選手(2年)が5区で力走。往路を3位で終えると、復路も7大会ぶりの表彰台にあと10秒に迫る総合4位となりました。
来季は最終学年となり、“早稲田の大エース”として期待される山口選手。今後に向けて「トラック頑張る。絶対トラックは負けない」と語り、悔しさを糧に闘志を燃やしました。
前回大会でも“花の2区”を任され、箱根デビュー。8人抜きの快走で1時間06分31秒の好タイムをマークし、OBの渡辺康幸さんが持つ大学記録を29年ぶりに塗り替えました。
今回4位でタスキを受け取った山口選手は、序盤からハイペースで一時は2位に浮上しますが、徐々に失速。まさかの7人に抜かれ、チームは11位に沈みます。1時間07分01秒とまずまずのタイムも、3人が区間新記録を出した歴史的な各校エース対決で区間12位の結果でした。
レース後には体を支えられながら倒れ込み、顔を両手で覆いながら「ほんと、ごめん」「苦しかった、ごめん」と仲間に謝罪。その後も落胆した様子で「だめだ俺。悔しい」「負けたのも悔しいけど、これだけやって発揮できなかったのが一番悔しい」と“悔しい”を連発。
「自分の中で心地いいペースで走っていたし、いいペースでラップを刻めていた。この調子でいこうと思っていたところで、思ったよりも早い段階で追いつかれてしまった。それで計算が狂ってしまって、そこからは本当に苦しいだけのレースでした」と振り返りました。
それでもチームでは3区で箱根デビューの山口竣平選手(1年)や“山の名探偵”こと工藤慎作選手(2年)が5区で力走。往路を3位で終えると、復路も7大会ぶりの表彰台にあと10秒に迫る総合4位となりました。
来季は最終学年となり、“早稲田の大エース”として期待される山口選手。今後に向けて「トラック頑張る。絶対トラックは負けない」と語り、悔しさを糧に闘志を燃やしました。
最終更新日:2025年1月5日 17:30