◇プロ野球セ・リーグ DeNA3x-2広島(4日、横浜スタジアム)

DeNAが宮崎敏郎選手のサヨナラホームランで広島に勝利。三浦大輔監督がサヨナラ打のウラ側を語りました。

DeNAは、先発の石田健大投手が広島打線に、5回までに2点のリードを許します。しかし、5回裏に桑原将志選手のホームランで1点差に詰め寄ると、2アウト2塁のチャンスで代打・大和選手のタイムリーヒットで同点とします。

6回以降はリリーフ陣が奮起。三嶋一輝投手、入江大生投手、ウェンデルケン投手、森原康平投手が無失点に抑えます。

すると9回裏に宮崎選手が広島・松本竜也投手から5号ソロホームランを放ち、劇的なサヨナラ勝利を収めました。チームはこれで18勝8敗の「貯金10」となりました。

試合後のインタビューで、三浦大輔監督は「塁に出るかホームラン打つかどっちか選べって、声をかけた。一振りで、ホームランを決めてくれました」と宮崎選手のサヨナラ打について笑顔でコメント。

さらに「石田が悪いなりに最少失点で抑えながら5回まで粘ったと思いますし、リリーフ陣が抑えてつくってくれたと思います」と投手陣の踏ん張りを評価しました。

早くも貯金が2桁に達したことに関しては「9の次は10だと思っていただけです」と答え、報道陣の笑いを誘いました。