奥原希望 五輪後初の実戦でストレート勝利
◇第75回全日本総合バドミントン選手権 1回戦(26日、武蔵野の森総合スポーツプラザ)
東京五輪のバドミントン日本代表奥原希望選手(26)が、3連覇がかかる全日本総合選手権に出場しました。奥原選手は東京五輪後コンディションが思わしくなく、10月の女子の国別団体戦に向けた練習中に足をねんざ。治療に専念するためその後の遠征もキャンセルしたため、今大会が五輪後初の試合となりました。
1回戦は、八代白百合学園高校(熊本)の猿川優香選手と対戦。高校生を相手に第1ゲームで10点差をつけ先取すると、第2ゲームは8連続ポイントを奪うなど終始ゲームを支配しストレート勝利で1回戦を突破しました。
試合後奥原選手は「久々の公式戦でお客さんの前なので、思い切り1球ずつを楽しんでいこうと試合に入りました」と試合前の気持ちを話し、高校生との1回戦については「ジュニアたちと対戦できるのはすごくうれしいですし、対戦しながらすごく楽しかった。挑戦をしっかり受けながら、自分らしいプレーをこの舞台で出せたら良いのかなと思います」と笑顔を見せました。