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宇野・鍵山 北京代表会見一問一答

2021年12月27日 4:32
宇野・鍵山 北京代表会見一問一答

26日、フィギュアスケート北京五輪代表発表。男子シングルの代表に選ばれた、宇野昌磨選手と鍵山優真選手の一問一答。

――代表に選ばれた今の気持ち

宇野
オリンピック代表選手に選ばれて今は嬉しく思います。オリンピック代表に選ばれたことは嬉しいですけど、今はこの全日本の舞台でゆず君(羽生選手)だったり、ゆうま君(鍵山選手)の演技を見て、自分に足りないものを実感して、一刻も早く練習したいという気持ちが前に出ています。次の試合がオリンピックになる可能性が高いと思いますけど、オリンピックという舞台をいい演技をする舞台ではなく成長できる舞台にできたらなと思っています。

鍵山
オリンピック代表に選ばれて嬉しい気持ちはあるんですけど、今はもっと頑張らないといけないなっていう気持ちがたくさんあります。今の構成でノーミスしてもほかの選手には勝てないので、オリンピックまでに新しい4回転を練習してそれでノーミスな演技ができるようにもっとレベルアップができるように頑張りたいなと言う気持ちが一番です。

――団体戦、個人で順位としての目標

宇野
個人戦も含めてオリンピックという舞台での自分はどうありたいかというのは、やはり僕ははずっとどの試合も2番手っていうのが多いです。そこにすごく悲観しているわけではないんですけれど、今年はもっとトップを目指せる選手を目指して練習しています。なので、オリンピックという舞台までまだそんなに月日があるわけではないですけれども、トップを目指せる練習をして、トップを争うときに名前が挙がるような状態で挑めたらなと思っています。

鍵山
やっぱり今のままではまだ実力不足なのは、今日、ショートを通して感じたこと。もっとレベルアップできるように、できるジャンプはしっかりと精度を高めて、さらに、新しい4回転もしっかりと練習して、団体戦選ばれたたら団体戦も、そして個人も全力を尽くして表彰台を目指して頑張りたいと思います。

――今までのオリンピックとの違いは

宇野
前回のオリンピックでは終始緊張することは全くなかったです。だからこそ2回目のオリンピックということでまた新たな感情が生まれるかも知れませんけれども、生まれたものをどうこうするんではなく、全てを受け入れてどんな状況になってもどんな心情になっても、それが自分の実力だと受け入れる覚悟は僕はもっているので、どんな状況になってもオリンピックを通して自分が成長できるようなオリンピックにできたらと思っています。

――オリンピックに抱くイメージ

鍵山
オリンピックは誰しもが小さい頃から出たい舞台であると思います。自分も小さい頃オリンピックにずっと出たいと思っていましたし、ずっと目標で頑張っていたので本当に大きな舞台だなと思っています。

■写真:森田直樹/アフロスポーツ