主将に高木美帆「困難にぶつかっても強く」
日本オリンピック委員会(JOC)は20日、北京冬季五輪の日本選手団の主将に、スピードスケート女子の高木美帆選手(27)、旗手に同種目の郷亜里砂選手(34)とノルディック複合の渡部暁斗選手(33)が選出されたことを発表しました。
選手団の主将に決まった高木美帆選手は、2010年のバンクーバー五輪にスピードスケート史上最年少での五輪出場を果たしました。2014年ソチ五輪への出場は叶(かな)わなかったものの、前回の平昌五輪では、女子団体パシュートでの金メダルを含む、金、銀、銅の3つのメダルを獲得する活躍を見せました。今回の北京五輪では、女子団体パシュート、女子500m、女子1000m、女子1500m、女子3000mの計5種目に出場予定です。
◇主将・高木選手のコメント
TEAM JAPANの主将という大役をいただき、とても光栄に思います。そして、またこの舞台に立てることを嬉(うれ)しく思います。自分ができることに目を向け、どんな困難にぶつかっても、強くいられるように取り組んでいきますので、応援の程よろしくお願いいたします。
◇旗手・郷選手のコメント
旗手という大役に気の引き締まる思いです。今からとても緊張しますが、選んでいただいたからにはTEAM JAPANの代表として責任を持って努めさせていただきます。もう一度オリンピックの舞台に立てることの感謝と喜びを感じ、国民の皆さんに感動を与えられるようなレースができるように頑張っていきたいと思います。
写真:松尾/アフロスポーツ