西武・榎田大樹 現役引退し球団の職員へ
プロ野球・埼玉西武ライオンズは24日、2021年まで選手としてプレーしていた榎田大樹さんが、球団本部ファーム・育成グループ バイオメカニクス(一軍グループ兼務)兼企画室アライアンス戦略に就任したことを発表しました。
映像やデータから動作解析したものを、投手のパフォーマンスに役立て(バイオメカニクス)、外部の研究所や民間企業と連携して、新しいシステムなどを開発していく(アライアンス戦略)ということです。
榎田さんは、2010年のドラフト1位で阪神タイガースに入団し、8年間プレー。2018年に西武に移籍し、同年に自身最多の11勝を挙げ、リーグ優勝に貢献しました。しかし、2021年の10月に、西武から来季の契約を結ばないことが発表されていました。
2018年に自己最多の11勝を挙げるなど、11年間の現役生活で、237試合に登板。29勝25敗、3セーブ、防御率4.16の記録を残した榎田さん。
新たな道へ進むことについて、「現役時代からデータなどの数値には興味があり、意識して取り組んでいました。今回このような職に就いたので、感覚的なところに加えて動作解析した結果を、各選手の特徴にあわせて伝えていければと思います。チームの勝利に貢献できるよう頑張ります」とコメントしています。