パリ五輪出場へ バスケ界期待の星・河村勇輝(20)が来季よりプロへ転向
東海大学バスケットボール部に所属しつつBリーグの横浜ビー・コルセアーズで特別指定選手として活躍していた河村勇輝選手(20)が東海大学を今月31日付けで中退し、来シーズンからのプロ転向を表明しました。
プロ転向を志したのは去年12月。これまで3シーズン、学業に励みながら3か月間プレーできる「特別指定選手」としてBリーグに挑戦してきました。
プロ転向理由として河村選手は「自分の幼い頃からの夢である“日本を代表するポイントガード”として2024年パリ五輪出場は目標にしている。2年という短い期間でバスケ中心の生活を送るにはプロ転向になるのが一番」と挙げました。
これまで輝かしい実績を残してきた河村選手。高校2年生(2018年)・3年生(2019年)に高校バスケ日本一を決める「ウインターカップ」で2年連続優勝・ベスト5に選出。
2020年1月にBリーグの三遠で、当時史上最年少となる18歳8か月23日でBリーグデビュー(特別指定選手)を果たすと、1試合平均12.6得点の活躍を見せ、同年Bリーグ新人ベスト5に選出されました。
その年の4月、東海大学に入学。1年目からチームの主力選手として全日本インカレでは優勝に導き、同年12月にBリーグ・横浜に特別指定選手として入団。2度目のBリーグ挑戦となりましたが、1試合平均6.0得点と大きく成績を落としました。
「2度目の挑戦でふがいない成績を残してしまった、借りはしっかり返したい」と語った河村選手、去年12月に横浜から再び、特別指定選手として三度目のBリーグに挑戦。1試合平均10.5得点。2月のBリーグ月間MVPに選出される活躍を見せています。
今シーズン終了時までは特別指定選手として活動し、来季よりプロ契約となります。