箱根駅伝 東洋大が逆転で往路2連覇
第86回東京箱根間往復大学駅伝競走は2日、東京・大手町から神奈川・箱根町までの往路5区間(108.0キロ)が行われ、東洋大学が5区で7位から一気に1位に立ち、2年連続で往路優勝を飾った。
午前8時に大手町をスタート、「花の2区」では、去年20人抜きの偉業を達成した日本大学のエース・ダニエル選手(4年)が13位でたすきを受け取り、11人抜きで2位に浮上した。レースは明治大学が5区まですべてトップでたすきをつなぎ、61年ぶりの往路優勝へ首位を独走した。
しかし、去年、5区で区間新記録を樹立した東洋大学・柏原竜二選手(2年)は明治大学と4分26秒差の7位でスタートすると、まず9.4キロ地点で2位の日本体育大学を抜いた。13キロ手前で一気に明治大学を抜くと、そのままゴール。柏原選手の区間新記録の好走で、東洋大学は2年連続の往路優勝を果たした。
3日の復路は午前8時、往路優勝した東洋大学から順番にスタートし、12位以下のチームが繰り上げスタートとなる。
往路の順位は以下の通り。
優勝 東洋大学
2位 山梨学院大学
3位 日本体育大学
4位 中央大学
5位 東京農業大学
6位 明治大学
7位 早稲田大学
8位 駒澤大学
9位 青山学院大学
10位 城西大学
11位 関東学連選抜
12位 東海大学
13位 日本大学
14位 上武大学
15位 帝京大学
16位 中央学院大学
17位 専修大学
18位 法政大学
19位 亜細亜大学
20位 大東文化大学