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【巨人】打者2巡の猛攻で逆転勝利 井上温大は615日ぶりのプロ2勝目 ヘルナンデス来日初HR&岡本は7年連続10号

2024年5月30日 20:56
【巨人】打者2巡の猛攻で逆転勝利 井上温大は615日ぶりのプロ2勝目 ヘルナンデス来日初HR&岡本は7年連続10号
逆転勝利の阿部慎之助監督(画像:日テレジータス)
プロ野球セ・パ交流戦 巨人6-5ソフトバンク(30日、東京ドーム)

巨人がソフトバンクに逆転勝利し、カード勝ち越しを決めました。

巨人は昨季オフのトレードでソフトバンクから移籍した高橋礼投手が先発登板。プロ7年目の右腕が4月14日以来の今季3勝目を目指し、古巣との対戦に臨みました。

しかし2回、2アウトから甲斐拓也選手にタイムリーを打たれ、先制を許します。その後も、柳町達選手、柳田悠岐選手にタイムリーを浴び、打者1巡の4失点。3回には甲斐選手にこの日2度目のタイムリーを打たれ、3回までに5失点で試合を作れず降板しました。

一方打線は、初回、2回とソフトバンク先発の東浜巨投手の前に三者凡退。それでも、5点ビハインドの3回に打線が奮起。丸佳浩選手のタイムリーで1点を返すと、続くヘルナンデス選手が来日初となる第1号3ランホームランを放ち、1点差に詰め寄ります。

さらに吉川尚輝選手が2ベースで出塁し、この場面で4番・岡本和真選手が7年連続となる逆転の第10号2ランホームラン。打者1巡の猛攻で一挙6点を挙げ、逆転に成功しました。

逆転後のマウンドに上がったのは、プロ5年目の井上温大投手。4回先頭の川瀬晃選手を見逃し三振に抑えると、そこから7回までの4イニングを1人のランナーも許さないパーフェクト投球。

8回は高梨雄平投手、9回はバルドナード投手が抑えて、4回以降はリリーフ陣が相手打線を零封しました。

逆転勝利の巨人がパ・リーグ首位のソフトバンクを相手にカード勝ち越しを決め、井上投手はプロ1年目の2022年9月23日中日戦で初勝利を挙げて以来、615日ぶりの白星となりました。
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