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「レベルアップして世界で戦える選手に」 日本歴代9位の力走みせた佐藤早也伽 後半もペースダウンせず

2025年3月9日 12:01
「レベルアップして世界で戦える選手に」 日本歴代9位の力走みせた佐藤早也伽 後半もペースダウンせず
インタビューに応じる佐藤早也伽選手(写真:森田直樹/アフロスポーツ)
名古屋ウィメンズマラソン2025(9日、バンテリンドームナゴヤ発着)

名古屋ウィメンズマラソンでは、佐藤早也伽選手(積水化学)が2時間20分59秒で日本人トップの全体2位でフィニッシュしました。

佐藤選手は、中間地点を1時間10分37秒で通過。終盤は苦しい表情をみせながらも、アップダウンもある後半の方が速いタイムで自己ベストを1分以上更新します。「ずっと満足できるレースをしたいとマラソンを続けてきて、後半ペースダウンせずに走り切れてうれしいです。自己ベストを出したいと思っていたのでうれしい」と振り返りました。

2時間20分59秒は日本歴代9位のタイム。1月の大阪国際女子で日本人トップの全体2位に入った小林香菜選手(大塚製薬)の2時間21分19秒や、3位だった鈴木優花選手(第一生命グループ)の2時間21分33秒を超えて、今年東京開催の世界選手権代表が濃厚となりました。

「練習が自分の自信につながった」と話す30歳は、「またマラソンでレベルアップして世界で戦える選手になりたい」と力を込めました。
最終更新日:2025年3月9日 13:02