プロ野球・ソフトバンクの栗原陵矢選手が6日、今季年俸7000万円からのダウンで契約を更改しました。

4番・サードで開幕した今季は、開幕戦で決勝点となる3ランを放ち勝利に貢献しました。しかし、8月に右手首を骨折すると、シーズン中の復帰はかなわず96試合の出場にとどまりました。

ケガで試合に出られなかった期間の心境を聞かれると「本当につらかったですし、チームが熱い戦いをしているときにいられなかった」と悔しさをにじませました。

栗原選手は今季打率.239、13本塁打、49打点という成績について「どこをとっても自分の納得いく数字はない」と語り、右手首の状態については「良くなってきているとは思います。ただ、完全に治ってからとなると、すごく時間がかかるのである程度痛みや違和感とはつきあいながらやっていかないと」と明かしました。

11月には結婚を発表。家族も増え「より一層やらないといけない年なので、頑張りたい」と意気込んだ栗原選手。来季は節目のプロ10年目を迎えます。「全試合出たいです。あとは打点ですね、100(打点)あげたいですね」と具体的な目標を口にしました。