「みんな1つになって戦えた」ソフトバンク中村晃が逆転打 リーグ40勝一番乗り
◇プロ野球パ・リーグ ソフトバンク3-2西武(2日、ベルーナドーム)
9回に中村晃選手が逆転タイムリーを打ち、ソフトバンクが連敗を止めました。
1点を追いかけるソフトバンクは9回。2アウト2、3塁のチャンスを作ると、フルカウントから中村選手がセンターへ逆転タイムリーを放ちました。
現在ソフトバンクは新型コロナウイルスの感染により和田毅投手や甲斐拓也選手、グラシアル選手、デスパイネ選手など、主力選手を欠く苦しいチーム事情でしたが連敗を止め、リーグ一番乗りの40勝目を挙げました。
▽以下、中村選手のヒーローインタビュー
――1点を追いかける9回2アウトからの打席でした。どんな思いで打席に立ったんでしょうか?
「追い込まれた状況だったので、なんとか結果を出したいという気持ちでした」
――8回に1点を勝ち越されました。そのときベンチはどのような雰囲気でしたか?
「なんとかひっくり返すつもりでみんなやっていましたし、その結果がいい方向に出たんじゃないかなと思います」
――あとアウト1つで黒星となってしまう場面で貴重な一本が出ました。チャンスであの一打が出る秘けつは何でしょうか?
「いや、分かりません」
――チームが非常に厳しい状況の中、試合を行うことができました。今日の試合に関してはどんな思いで入ったのでしょうか?
「試合に出られないメンバーの分も今出られるメンバーで頑張っていこうと監督からも話がありましたので、みんな1つになって戦えたのかなと思います」
――1塁側のスタンドとライトスタンドに多くのホークスファンがつめかけました。ホークスファンに向けてメッセージをお願いします。
「久々の試合で勝つことができたので、明日も勝てるように全員で1つになって頑張っていきたいと思います。ありがとうございました」