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「バッティング理論からすると、理に反している」落合博満氏が大谷翔平の打撃を“オレ流”解説

2022年4月21日 18:14
「バッティング理論からすると、理に反している」落合博満氏が大谷翔平の打撃を“オレ流”解説
落合博満氏(左)がエンゼルス・大谷翔平選手(右)の打撃を解説 (写真:日刊現代/アフロ、アフロ)
野球解説者の落合博満さんが自身の公式YouTubeチャンネル「落合博満のオレ流チャンネル」を20日に更新。

昨シーズン46本のホームランを放ったロサンゼルス・エンゼルス大谷翔平選手のバッティングについて解説しました。

落合さんは大谷選手のバッティングについて「あのバッティングというのはね、特殊なバッティング。日本の球界からすれば、すぐ直したがる(バッティング)」と前置きした上で「普通のバッティング理論からすると、理に反しているという感じ」とコメント。

理に反している理由として、バットを振り上げるアッパースイングの大谷選手の打撃については、「非常に人間の体の力がないと成り立たない打ち方」と語った落合さん。

さらに「彼が日本にいる時から、どっちかといえば(バットが)下から出てくるような打ち方。それを数字をのこしていれば誰も言わないんだけどね。結果がすべての世界なので、あの打ち方で46本打った、じゃあダウンスイングにしたらもうちょっと打てるんじゃないのかなと考える人もいるんだろうけども、彼は彼なりの考えがあって、そのバッティングを推し進めているわけだから、他人がとやかく言うことはないんじゃないのかと思う」と解説しました。

また、昨シーズン後半に打撃成績が伸び悩んだことについては、「後半戦疲れがたまってきたせいなのか、バッティングが崩れたというのは確かにあったね。力を入れなきゃいけないというので体をぶらしながら、普通だったらそのままスポーンと出てきたものが、体を揺らしながら出てきたというのは相当疲れている証拠だなとは見てたけども。だからその疲れをどれだけ取っていくかというのが彼の成績に比例してくるんじゃないのかなと思う」と分析しました。

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