5月28日(土)にジャパンラグビーリーグワンのプレーオフ3位決定戦が秩父宮ラグビー場で行われ、東芝ブレイブルーパス東京(以下、BL東京)とクボタスピアーズ船橋・東京ベイ(以下、東京ベイ)がシーズン最後の一戦に臨みます。

リーグワンの前身、トップリーグ3連覇(当時、東芝府中)を含む最多タイとなる5度の優勝など、日本ラグビーをけん引してきた名門BL東京。しかし、近年は日本代表の象徴であるリーチ マイケル選手などを擁するも15-16年シーズンを最後に表彰台から遠ざかっていました。そんな中、リーグ戦では11勝をあげ、リーグ4位で、6シーズンぶりにプレーオフトーナメントに進出。

名門復活の兆しを見せています。

21日(土)に行われたプレーオフ準決勝では、リーグ戦1位の東京サンゴリアスを相手に一時はリードするも逆転を喫し、30-24で敗北。

28日(土)に行われる3位決定戦に回っています。

BL東京の注目選手は、国立大学の鹿児島大学ー東芝(現BL東京)という異色の経歴から“地方国公立大学の星”と呼ばれる、今年、日本代表候補にも初めて選出された中尾隼太選手です。

今シーズン、リーグ戦のキック成功率は87％、準決勝では4本のキックを全て決める活躍をみせました。

中尾選手は準決勝ではスタンドオフで先発でしたが、3位決定戦ではセンターで先発予定。

BL東京6シーズンぶりの表彰台へ、精度の高いキックを武器にチームを勝利に導けるのでしょうか。

注目の一戦は、5月28日(土)午後0時にキックオフです。