竹山晃暉90m独走トライで「気持ちいいですね!」 埼玉が連覇へ決勝進出 リーグワン準決勝
◇NTTジャパンラグビー リーグワン2022 プレーオフトーナメント準決勝 埼玉パナソニックワイルドナイツ24―10クボタスピアーズ船橋・東京ベイ (22日、秩父宮ラグビー場)
昨季、最後の「トップリーグ王者」埼玉パナソニックワイルドナイツが、初代「リーグワン王者」の座へ、王手をかけました。
15482人とリーグワン今季最多の入場者数を記録した一戦は前半38分。埼玉は自陣ゴール前まで攻め込まれ、ピンチの場面。東京ベイのフォーリー選手が放ったパスをインターセプトした竹山晃暉選手が、そのまま約90メートルを独走しトライ。
先日発表された代表候補リスト入りをした竹山選手は「気持ちいいですね。行けると思った」と独走トライを振り返りました。
埼玉は前半を14-3でリードで終えると、後半東京ベイのオペティ・ヘル選手にトライを許すもリードを守り切り24―10で勝利。29日(日)、国立競技場で行われる決勝に駒を進めました。
この日プレイヤーオブザマッチとなった竹山選手は「去年までは福岡堅樹さんがインターセプトからトライするのを見ている側だった。今年は自分がそれを実行できているのは嬉しい。まだ未完成なので、練習や経験を積み重ねて、堅樹さんを超えるウイングになりたい」と、代表でも活躍した先輩超えを誓いました。
試合後には優勝に王手をかけた埼玉と最後まで戦い切った東京ベイに、会場を埋めたファンたちから拍手が送られた準決勝。
リーグワン初年度も28日(土)のクボタスピアーズ船橋・東京ベイ対東芝ブレイブルーパス東京の3位決定戦と、29日(日)の埼玉パナソニックワイルドナイツ対東京サントリーサンゴリアスの残り2試合となりました。