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“ドーハの悲劇”現代表26人で当時生まれていたのはたった『3人』 30年ぶりにカタールでイラク戦

2024年1月19日 16:32
“ドーハの悲劇”現代表26人で当時生まれていたのはたった『3人』 30年ぶりにカタールでイラク戦
ドーハの悲劇 当時の森保一監督(写真:時事)
サッカー日本代表森保一監督は18日、アジアカップのイラク戦へ向けた前日会見に臨み、”ドーハの悲劇”についての質問に答えました。

日本代表は19日、1次リーグ2連勝をかけて、カタール・ドーハにてイラク代表と対戦します。

これは1993年、後半アディショナルタイムでの同点被弾によりW杯出場を目前で逃してしまった”ドーハの悲劇”以来の因縁の組み合わせです。

森保監督は、当時の日本代表選手としてこの悲劇を経験しています。「イラク代表との試合は悪夢か」と尋ねられると、「今は選手としてではなく監督として来ている。自身の経験がよぎることはない」と語りました。

悲劇が起きたのは今から30年以上前の1993年10月28日。今回招集されたメンバー26人の内、当時生まれていたのは、谷口彰悟選手(1991年7月15日生)、遠藤航選手(1993年2月9日生)、伊東純也選手(1993年3月9日生)の3人のみ。いずれも当時3歳未満であり、また彼らを除く23人は、まだ生まれてすらいませんでした。

森保監督は「隣にいる(ほとんどの)選手たちは当時生まれてもいない。日本サッカーの発展の中で克服して、世界と戦えるチームとなっている」と、若き戦士たちへの強い信頼を示しています。