ソフトバンク公式YouTubeが18日、動画を公開。16日に行われたCSファイナルステージ初戦の始球式に登場した、パリ五輪金メダリストの柔道・阿部一二三選手の投球練習と始球式の様子を公開しました。

野球経験は「キャッチボールぐらい」と明かした阿部選手。試合前にソフトバンクの尾形崇斗投手と松本晴投手と一緒に投球練習を行いました。

この日、阿部選手は名前にちなんだ背番号123のユニホームを着用。始球式の目標球速も123キロと設定します。

軽いキャッチボールから練習を始めた阿部選手。力強い投球に尾形投手は「マジで120（キロ）目指せます」と笑顔。松本投手も「ガチコントロールいい」と驚きの声をあげました。さらにブルペンにあるマウンドに移動して投球練習。ボールを力強く投じるとボールは「パァン」と大きな音を立てながらグラブに収まり、尾形投手と松本投手は驚きの声をあげました。

ブルペンには阿部選手の大ファンであるという栗原陵矢選手も登場し、2ショット撮影を行う場面も。

そして迎えた始球式。阿部選手はノーバウンドでボールを投げ込み、球速87キロをマークしました。

マウンドを降りた阿部選手は「緊張したー！」と一声。さらに取材陣に応え「123キロ出そうって練習してたんですけど、めっちゃすごくいいコースに投げられたんで満足。すごいたくさんの人に見られるのは緊張するけど、やっぱりすごくいいなと今日感じました」と語りました。