プロ野球・巨人は15日、中田翔選手との複数年契約を合意解除し、自由契約選手とすること発表しました。

2021年に日本ハムから巨人へ移籍した中田選手は昨オフに巨人と3年契約を締結。その際に球団は、中田選手が契約を終了できる選択権を付与していました。

移籍3年目となる今季は92試合に出場。打率.255、15本塁打37打点をマーク。開幕後は主に打線の中軸を担っていましたが、故障などで3度の登録抹消があり、最後は2軍でシーズン終了を迎えていました。

また、来季から指揮を執る阿部慎之助監督は坂本勇人選手をサード、サードが本職だった岡本和真選手をファーストで起用することを示唆。ファーストの中田翔選手の出場機会減少の可能性がありました。

今回の発表に際し、中田選手は「この度、私中田翔は、巨人軍との3年契約をオプトアウトさせていただくことにしました。野球を続けるチャンスを与えてくださった読売巨人軍の皆様には、感謝してもしきれません。そして、ファンの皆様、チームメイト、監督、コーチ、球団スタッフの皆様、全てが最高の環境でプレーさせていただけたこと、本当に有難うございました。
今の自分は、打席に立ち続けたい、グラウンドに立ち続けたい、その気持ちで一杯です。そのようなチャンスをいただけるお話があれば有難いです。また、プロ野球選手としての私のキャリアを理解し、温かく応援してくださった皆様への感謝の気持ちを胸に、グラウンドでの全力プレーを 1年でも長くお見せしたいです(原文ママ)」とコメントしています。

中田選手の移籍先が注目されますが、SNS上では「阪神タイガースに来てくれたらな」「中日に来てくれ」「広島出身なんだから、カープがとったらいいのに」「あの存在感をマリーンズに」「これでバンクが中田翔も取りに行ったら野球って面白いなぁ」「パ・リーグに戻ってきてほしい」などさまざまなコメントが寄せられています。