◇プロ野球セ・リーグ　広島-阪神(19日、マツダスタジアム)

5月27日以来、白星から遠ざかっている阪神の先発・ウィルカーソン投手が19日の広島戦、6回途中無失点で広島打線を抑える好投を見せました。

初回、広島の菊池涼介選手にピッチャー強襲の内野安打で出塁を許すも、続く秋山翔吾選手、マクブルーム選手を抑え、無失点で切り抜けます。

2回、梅野隆太郎選手のタイムリーで1点の援護点をもらったウィルカーソン投手。その裏、1アウト1,2塁とピンチを招きますが、會澤翼選手を空振り三振。この回も無失点で抑えます。

3回にも打線が1点を追加し、迎えたその裏。ストレートを軸に要所で変化球を投げ分けるピッチングで3者凡退に抑えます。

4回と5回にもランナーを出すものの後続を断ち、無失点ピッチングを見せるウィルカーソン投手。

6回、広島・先頭の菊池選手にこの試合2本目となるヒットを許します。しかし秋山選手をライトフライに打ち取り、マクブルーム選手もサードゴロ。2アウト1塁となった場面でウィルカーソン投手はマウンドを降りました。

ウィルカーソン投手は球数76、被安打5、奪三振7、無失点の成績。勝利投手の権利を得てマウンドを降りました。

SNSでは「久しぶりにウィルカーソン良いピッチングしてたみたいやな。これを続けてくれ」「お疲れ様。ウィルカーソン。後は盤石のリリーフ陣に任せよう！」といった声が上がっています。