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「角界のロボコップ」高見盛関が引退表明

2013年1月27日 17:45

 大相撲の元小結で東十両12枚目の人気力士・高見盛関が初場所千秋楽の27日、現役引退を表明した。今場所は5勝10敗と大きく負け越し、春場所では幕下への転落が確実となっていた。

 仕切りの際に目を大きく見開き、手で顔や胸をたたく独特の動作が話題を呼び、相撲界きっての人気者となった。ぎこちなくユーモラスにも映るしぐさから「角界のロボコップ」との愛称も付いた。11年秋場所で、56場所連続で守った幕内から転落してからも、十両の土俵で大きな声援を集めていた。