プロ野球・日本ハムは29日、オリックスからトレードで獲得した黒木優太投手の入団会見を行いました。

黒木投手はトレードが決まった際の心境について、「自分のことを必要としてくれているチームでやることはすごくうれしいことなので、僕は素直にうれしい気持ちでいっぱいでした」と喜びを口にしました。

立正大からドラフト2位でオリックスに入団し、1年目から中継ぎとして55試合に登板した経験を持つ黒木投手。今季は12試合のみの登板でしたが、「今シーズンは先発もしましたし、中継ぎもしましたし、ロングリリーフもしたので、ある程度はいろんなところではできるので、そういったいろんなポジションで投げられるというのは一つの強みかなと思います」と、経験の豊富さを強みに挙げました。

父方の祖父母が帯広におり毎年訪れていたため北海道には親近感があると話す黒木投手。さらに、元チームメートの伏見寅威選手やFAでの入団が決まった山崎福也投手もおり「寅威さんにはしっかり電話して、福也さんにも『また来年からも一緒に頑張ろう』と言ってもらえた。やっぱり知っている人がいるのはすごく心強いので、2人の先輩は頼りにしています」と語りました。

ファンからの呼び名に「ジョニー」をリクエストした黒木投手は、「北海道の地でしっかりと皆さんの期待にこたえられるように、いいピッチングをしたいと思うので、これからよろしくお願いします」と日本ハムファンに活躍を誓いました。