9月開幕のラグビーワールドカップに向けて着々と準備を進める日本代表。6月から強度の高い合宿を継続中で、7月8日はJAPAN XVとして、7月15日は日本代表としてニュージーランド代表のセカンドチーム「オールブラックスXV」と対戦し、2連敗を喫しました。

7月22日からはパシフィック・ネーションズシリーズが始まり、日本代表はサモア、トンガ、フィジーとの3連戦を迎えます。特に22日、ワールドカップイヤー初のテストマッチとなるのが、札幌ドームで行われるサモア戦。ワールドカップの予選プールでも対戦する相手との「前哨戦」です。

ニュージーランドからの留学生として、札幌山の手高校で3年間を過ごした日本代表リーチ マイケル選手。第二の故郷である北海道・札幌で「日本代表戦ができるのはうれしい」と喜ぶ一方、勝利への意欲も忘れません。「（オールブラックスXVとの）1戦目で少し自信がなくなり、2戦目では少し自信がついた。日本代表はいつも3戦目で成長するので（JAPAN XVを含め3戦目に当たる）サモア戦では自分たちのラグビーを見せたい」と自信をのぞかせます。

ワールドカップイヤー初のテストマッチ、しかも大会本番でも対戦する今回のサモアとの一戦は、結果、内容ともに求められる重要な試合です。日本代表は多くのファンの期待を背負い、北の大地で勝利を目指します。

■試合予定
ラグビー・リポビタンDチャレンジカップ2023 日本×サモア
7月22日（土）午後2時50分試合開始