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こんなに早く関脇に…逸ノ城が喜びの会見

2014年10月27日 16:41

 大相撲でモンゴル出身の“怪物”逸ノ城(21)が、昭和以降で最速となるスピード出世を果たした。

 日本相撲協会が、来月9日に初日を迎える九州場所の新番付を発表し、先場所13勝を挙げた逸ノ城が西の関脇に入り、三役へ昇進した。幕下付け出しデビューから所要5場所での出世は、昭和以降で最速。さらに、新入幕翌場所の新関脇は初めてとなる。

 逸ノ城は27日午後1時過ぎ、福岡・湊部屋で会見を開いた。

 「非常にうれしいです。こんなに早くなると思っていなかったのでちょっとびっくりしました。こんなにここまで上がるのかと思って(番付を)見た時、すごいうれしかったです。(九州場所は)考えすぎないように、いつもと同じようにぶつかっていきたい。これからが厳しいと思うので、おもいっきりいきたい。勝ち越せるようにがんばります」

 今年1月に初土俵を踏んだ逸ノ城。あまりのスピード出世に髪の毛の長さが足りず、これまでマゲを結うことができなかったが、約2週間後に迫った九州場所を前に27日、初めてのマゲ姿を披露した。

 「ずっと楽しみにしていたので、やっと結えるのでうれしいです。本当にお相撲さんになったような気分です。全然違いますね。こっちの方が締まっている感じがしていいです」

 来月9日から始まる九州場所で、逸ノ城がどんな相撲を見せてくれるのか注目される。

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