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「小林誠司は陰の立役者」解説・黒田博樹氏は絶賛 “攻撃的ピッチング”を引き出す

2024年4月15日 6:25
「小林誠司は陰の立役者」解説・黒田博樹氏は絶賛 “攻撃的ピッチング”を引き出す
巨人・小林誠司選手(画像:日テレジータス)
プロ野球セ・リーグ 巨人2-1広島(14日、東京ドーム)

巨人キャッチャーの小林誠司選手は、今季3度目のスタメンマスク。これまでの先発2度は菅野智之投手とのバッテリーでしたが、この日は高橋礼投手との公式戦初のバッテリー。ソフトバンクから新加入のアンダースローとの共闘で、広島打線を抑えました。

高橋投手はストライク先行でテンポ良く投げ込む投球で好投。イニング間ではベンチでコミュニケーションを取りながら、戦略を練っていく姿が見られました。

そして1点リードの7回には、4番堂林翔太選手との勝負。2ストライクを奪うも、その後3ボールとなり嫌な流れ。ここで小林選手は、執拗に内角へのストレートを要求。このリードを見た解説の黒田博樹さんは「1点差のフルカウントで、投げさせるのはすごく勇気のいること。要求する小林選手はさすがだなと思います。要求したところに投げきれる高橋投手も素晴らしい」とコメント。

ストライクを投げ続けたバッテリーは、堂林翔太選手をサードゴロ。泉口友汰選手のファインプレーもあり、この場面をしのいだ高橋投手は7回1失点の好投でマウンドを降りました。

8回から上がった2番手・バルドナード投手でも、小林選手の好リード。2アウト3塁のピンチの場面では、チェンジアップでカウントを稼ぐと、最後はインコース低めのストレート。代打・會澤翼選手を空振り三振とし、ピンチを切り抜けました。

9回には守護神・大勢投手が抑え、投手戦を制した巨人。試合後、黒田さんは「この試合は高橋投手、バルドナード投手、大勢投手も良かったんですけど、攻撃的なピッチングを引き出したキャッチャーの小林選手が陰の立役者と感じました」と、広島打線を3安打に抑え、6連勝に貢献した”守備の要”を再度たたえました。

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