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北口榛花「ゆったりしていられない、最初で決めてやろう」ライバル見て1投目から勝負 金メダルの裏側【やり投げ】

2024年8月11日 16:32
北口榛花「ゆったりしていられない、最初で決めてやろう」ライバル見て1投目から勝負 金メダルの裏側【やり投げ】
北口榛花選手、決勝1投目の投てき(写真:日刊スポーツ/アフロ)
◇パリオリンピック2024 陸上 女子やり投げ 決勝(大会16日目=日本時間11日、スタッド・ド・フランス)

やり投げでフィールド種目日本女子初の金メダルを獲得した北口榛花選手。

決勝では第1投目から金メダルに直結する今季自己ベストの65m80を出した北口選手。

普段は「4投目以降8人になるので、テンポが変わるので、4、5、6と自分の中で記録が出やすいかなと思います」と6投目にベストを合わせる北口選手ですが、「今回予選の結果も見て、調子がいい選手も多かったですし、実力者の歴代のメダリスト揃いの決勝になったので、いつものように6投目までゆったりしていられないなと思って、1投目から他の選手にプレッシャーをかけれるような記録がほしいと思って、狙って出せたのでそこはよかったと思います」と好記録の要因を語りました。

また、「最初で決めてやろうという気持ちはありました。男子のやり投げや他の種目を見てても、1投目でいい記録が出ると他の選手がばたばたし始めるというのを分析していました」と事前に狙ってのスローだったことを明かしました。