【巨人】西舘勇陽 高速クイックから“新フォーム”へ「自分の中で変化を恐れるというのはない」 今後の活躍誓う
プロ野球・巨人の西舘勇陽投手(写真:時事)
2023年のドラフトで1位指名を受け、巨人に入団した西舘勇陽投手。武器としていた『高速クイック』から新たなフォームへ変更し、「真のエース」になるための試行錯誤を続けています。
登板した試合全てを無失点に抑え、新人タイとなる開幕から10試合連続のホールドを記録していた西舘投手。5月に8試合に登板し防御率0.00を記録するも、開幕からの活躍も長くは続かず、6月の防御率は7.71と悪化していました。
2軍で西舘投手を指導した久保康生コーチは「クイックになってしまうとすぐ足がついてしまうので、すぐパワーがなくなる。疲れてくると余計に(クイックの)いいところより悪いところがたくさん出てくる」と、『高速クイック』の課題を指摘します。
西舘投手が武器としていた『高速クイック』は、打者がタイミングをとりづらくなるものの、瞬間的に全身のパワーを必要とするため、疲れやすいという特徴があると分析。久保コーチは「やっぱり体重移動。足がつくまでの時間が長いので、勝手に手を使わせられる。勝手に投げさせられるような現象になると」と語ります。
そこから試行錯誤を重ね、新たな武器として登場したのが西舘投手の“新フォーム”。足をあげることでパワーを溜め、体重移動を使って投げることで、疲れにくく後半にも力強い投球が期待できます。
その成果が出たのが9月29日のヤクルト戦。6回から3番手として登板すると、3者連続三振と上々の立ち上がりを見せ、7回も三者凡退。迎えた8回にはセ・リーグ最高出塁率に輝いたサンタナ選手と対決するも、152キロのストレートで見逃し三振を奪いました。
西舘投手はこの試合、3回無失点の快投を披露。自己最多となる6つの三振を奪いました。
自身の“新フォーム”に西館投手は「自分の中で変化を恐れるというのはないので、素直に聞きながらというか、そういうふうにやっています」と話しました。
最後に、2年目の目標を問われると、「開幕ローテ。1年間ローテーション」と答え、「来年は先発にまわりたいと思っているので、開幕ローテーションをつかむというのと、そのローテーションを1年間守る。来年もよろしくお願いします」と、今後の活躍を誓いました。
(11月16日放送の日本テレビ『Going! Sports&News』を再構成)
登板した試合全てを無失点に抑え、新人タイとなる開幕から10試合連続のホールドを記録していた西舘投手。5月に8試合に登板し防御率0.00を記録するも、開幕からの活躍も長くは続かず、6月の防御率は7.71と悪化していました。
2軍で西舘投手を指導した久保康生コーチは「クイックになってしまうとすぐ足がついてしまうので、すぐパワーがなくなる。疲れてくると余計に(クイックの)いいところより悪いところがたくさん出てくる」と、『高速クイック』の課題を指摘します。
西舘投手が武器としていた『高速クイック』は、打者がタイミングをとりづらくなるものの、瞬間的に全身のパワーを必要とするため、疲れやすいという特徴があると分析。久保コーチは「やっぱり体重移動。足がつくまでの時間が長いので、勝手に手を使わせられる。勝手に投げさせられるような現象になると」と語ります。
そこから試行錯誤を重ね、新たな武器として登場したのが西舘投手の“新フォーム”。足をあげることでパワーを溜め、体重移動を使って投げることで、疲れにくく後半にも力強い投球が期待できます。
その成果が出たのが9月29日のヤクルト戦。6回から3番手として登板すると、3者連続三振と上々の立ち上がりを見せ、7回も三者凡退。迎えた8回にはセ・リーグ最高出塁率に輝いたサンタナ選手と対決するも、152キロのストレートで見逃し三振を奪いました。
西舘投手はこの試合、3回無失点の快投を披露。自己最多となる6つの三振を奪いました。
自身の“新フォーム”に西館投手は「自分の中で変化を恐れるというのはないので、素直に聞きながらというか、そういうふうにやっています」と話しました。
最後に、2年目の目標を問われると、「開幕ローテ。1年間ローテーション」と答え、「来年は先発にまわりたいと思っているので、開幕ローテーションをつかむというのと、そのローテーションを1年間守る。来年もよろしくお願いします」と、今後の活躍を誓いました。
(11月16日放送の日本テレビ『Going! Sports&News』を再構成)
最終更新日:2024年11月17日 17:37