◇プロ野球セ・パ交流戦　西武4-0阪神(31日、ベルーナドーム)

球団新記録の月間20勝、そして10連勝がかかった阪神でしたが、西武投手陣の前に5安打無得点に抑えこまれ敗戦を喫しました。

前日にプロ初となる1軍登録された2年目の前川右京選手。7番・指名打者で2試合連続スタメン出場しますが、4回と6回のチャンスで2打席とも凡退。いずれも低めの変化球に手を出し空振り三振に倒れてしまいました。

ここまで7打席ノーヒット。プロ初安打が遠い前川選手について岡田彰布監督は「1軍のピッチャーに初めてやもんなあ。みんなが踏む第一歩。最初から打てとは言うてない」と擁護するコメントを残しました。

この日、連勝は途切れたとはいえ、チームはここまで48試合を終え、32勝15敗で勝率.681。2位に6ゲーム差をつけセ・リーグ首位にたっています。

岡田監督は「貯金があるわけやからな、思い切った選手の起用ができる。5割くらいの勝率だったら前川を(1軍に)あげてない。結果につながってるからなあ、(5月は)全然できすぎよ」と、現時点での手応えを語りました。