バレーボール日本代表の西田有志選手が10日、パリ五輪に向けた意気込みを語りました。

男子日本代表は前日に行われたミーティングで大会の目標を「金メダル」に設定。「本当に難しい目標だね」とチームで話し合ったと明かした西田選手は、「目標はやはり金メダルですし、それまでにいろんな過程がある。まずは予選を突破しないといけないですし、予選を突破してからまだどのグループに入るかわからない状態ですけど、目標は金メダルで、必ずまずメダルっていうところは、段階を踏んでしっかりとやっていくことを自分たちが見るべき目標だと思っている」と力強く話しました。

前日には、妻でバレーボール女子日本代表の主将を務める古賀紗理那選手が、パリ五輪後に引退することを発表しました。妻の引退について西田選手は2、3年前から話していたと明かし、「二人でよく話し合って、自分もバレー人生を考えている中でも、どこをポイントとするのかっていうのは、やっぱり選手として持っていかないといけないポイントだと思う。それが奥さんの方はこのパリが一番ピークに持っていきたいという話をしていた。本人がどこが一番いいのかと、自分の中で納得してバレーボールを終われるのかというのが（ポイントの）一つかなと思っています」とコメントしました。

また、「（現役選手である妻が）いなくなるので僕1人しか稼ぎがないので、しっかり稼がないとなと思ってますけど、『いくらでも稼ぐ方法あるから稼ぐわ』って言って話してました」と冗談を交えながら笑顔で話し、「今自分たちがやらなきゃいけないことだけにフォーカスしてお互いにやっていけたら」と悲願の男女・夫婦共にメダル獲得へ、意気込みました。