大相撲の第74代横綱・豊昇龍が31日、明治神宮で奉納土俵入りを行いました。

太刀持ちに平戸海、露払いに明生を従えて登場すると、叔父で元横綱朝青龍のドルゴルスレン・ダグワドルジ氏も見守る中、堂々と雲竜型を披露しました。

土俵入りを終えた豊昇龍は「ほっとしてます」と一言。「しっかり練習したので、練習した中でも意外と緊張ありましたね。こんなに大勢の中で初めてだったのですごく緊張しました。自分の中でも『ちゃんとできたのかな？』って思っています」と答えました。

この日は朝青龍が新横綱として初の奉納土俵入りをした22年前と同じ1月31日でしたが、「緊張しました」と笑顔で答え、「同じ日にやってよかったなと思います。同じ日ってなかなかないと思うので」とコメント。

約3500人のファンが集まり、多くの視線が集まる中での土俵入りでしたが「やはりうれしいですね。もっと頑張らないとなという感じです。しっかり横綱として頑張っていきたい。自分らしい姿を見せたいと思います」と今後に向けて意気込みました。