◇プロ野球セ・パ交流戦 巨人-ソフトバンク(2日、東京ドーム)

巨人のエースが、貫禄の投球をみせました。

リーグ単独トップの6勝目を目指す菅野智之投手は、この日も要所を締めたピッチング。ヒットでランナーは許すものの、長打は許さない好投を見せ、好調ソフトバンク打線を7回まで無失点に抑え込みます。

しかし8回、先頭打者にヒットを許した菅野投手。ソフトバンクの反撃ムードが漂い始めますが、続くバッターはセンター・丸佳浩選手のファインプレーで1アウト。

その後2アウトながら1・2塁のピンチ。それでも最後はソフトバンクの4番・グラシアル選手をセカンドゴロに抑え、8回を123球・4奪三振・無失点の気迫の好投でマウンドをおりました。

投球後は、キャッチャーの小林誠司選手と目を合わせてグータッチ。

投球前には、「チームにいい流れを作れるようにがんばります」と意気込んでいた菅野投手。まさに、連敗中のチームに良い流れを作る投球となりました。