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萩野公介「オリンピックの女神が微笑んだ」かつて自身も金メダルに輝いた400m個人メドレーで銀メダルの競泳・松下知之を祝福

2024年7月29日 11:49
萩野公介「オリンピックの女神が微笑んだ」かつて自身も金メダルに輝いた400m個人メドレーで銀メダルの競泳・松下知之を祝福
競泳400m個人メドレーで銀メダルを獲得した松下知之選手(写真:日刊スポーツ/アフロ)
◇パリオリンピック2024 競泳 男子400m個人メドレー 決勝(大会3日目=日本時間29日、ラデファンス・アリーナ)

男子400メートル個人メドレー決勝で、初出場の松下知之選手が自己ベストを更新する4分8秒62のタイムをたたき出し、今大会の日本競泳陣1号メダルとなる銀メダルを獲得しました。

レースは序盤から世界記録保持者のレオン・マルシャン選手(フランス)が先行する展開。松下選手は後方からじりじりと2位集団へ追いつき、最後の50m自由形で4番手から2人を抜く追い上げを見せました。

観戦したリオ五輪金メダリストの萩野公介さんは、「レース始まる前からレオン・マルシャン選手が強いのは分かっていた。残りのメダルをかけた争いは誰が勝ってもおかしくなかったので、その中で自分の強みを1番発揮できた松下選手が銀メダルを取れたのだと思います」とレースを分析。

さらに、自身もかつて金メダルを獲得した同種目で表彰台に立った松下選手へ、「(競り勝てた)理由は1つじゃないと思います。彼が頑張ってきた練習、これまで教わってきたコーチのみなさん、トレーナーさん、家族、さまざまな人の力があって最後、後押ししてくれたんだと思います。だから、オリンピックの女神が彼に微笑んだってことですね」と祝福しました。

最後には松下選手に向けて、「エースです。彼が日本のエースになって引っ張ってくれます! 」と太鼓判を押しました。
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