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【卓球】張本美和「自分が頑張らないと実現しない」 兄・智和とのアベックVへ4強入り

2025年1月26日 7:26
【卓球】張本美和「自分が頑張らないと実現しない」 兄・智和とのアベックVへ4強入り
準決勝へ勝ち上がった張本美和選手(写真:松尾/アフロスポーツ)
◇天皇杯・皇后杯 2025年全日本卓球選手権大会(25日、東京体育館)

全日本卓球選手権は25日、女子シングルス準々決勝が行われ、張本美和選手がベスト4進出を決めました。

前日にジュニアの部で3連覇を飾るなど、5試合を戦い疲労もあったと話す張本選手は、初対戦となる山崎唯愛選手に最初のゲームを先取されますが、第2ゲームを接戦の末に奪取。しかし、第3ゲームを落とすなど、取っては取られる展開となります。

それでも「リードされていても、ゲームポイントを取られていても、諦めずに1点1点取り返そうという気持ちでやれました」と3ゲームを連取し、逆転勝利を飾りました。

張本選手は「苦しい試合でしたし、悔やむところはやっぱり1ゲーム目のリードしているところから1ゲーム目を取れなかったところ。相手も思いきってやってくる部分がありましたし、最初はあまり慣れていなかったので、そこは反省するところかなと思います」と自らのプレーを反省。

「まずはしっかり自分のコンディションを整えて、向かっていくつもりで頑張りたいと思います」と伊藤美誠選手との準決勝に向けて力強く意気込みました。

今大会、16歳7か月での女子最年少優勝(一般の部)がかかる張本選手。さらに兄・張本智和選手とのアベック優勝の期待もかかります。

前回大会は兄・智和選手が優勝、妹・美和選手が準優勝で、アベック優勝にあと一歩届きませんでした。

張本選手はアベック優勝に向けては「自分が頑張らないと実現しないことなので、自分が頑張ってお兄ちゃんと一緒に頑張りたいなと思います」とコメント。

兄・智和選手に向けては「“頑張ってください”というのが今かけたい言葉。もちろん連覇がかかっているのでプレッシャーや緊張があると思うんですけど、お兄ちゃんならやってくれると思う」とエールを送りました。
最終更新日:2025年1月26日 7:26