ヤクルト優勝決定戦ぶりの勝利 村上は18打席ぶりのヒットで三冠王へ前進 高津監督「悪くはない」
ヤクルトの高津臣吾監督
◇プロ野球セ・リーグ ヤクルト5-4広島(29日、マツダスタジアム)
ヤクルトは連敗を2で止め、リーグ優勝した25日以来の勝利となりました。
2点を追いかける7回、代打オスナ選手がホームランを放ち逆転に成功すると、9回には守護神マクガフ投手が無失点にリーグトップに並ぶ38セーブ目を挙げました。
また日本選手最多56号と三冠王に期待がかかる村上宗隆選手はノーアーチに終わりましたが、第4打席に18打席ぶりのヒットを打ち5打数1安打で、打率トップを維持しました。
▽以下、ヤクルト高津臣吾監督の主な一問一答
――点を追う展開だった。
「石川(雅規)の内容にはちょっと問題点があったかなと思うんですけども、その後リリーフがつないで、打線もよくつないで。オスナの一発はよく効きましたけども、こういう展開をひっくり返したんで、みんなよくつないだと思いますね 」
――石川投手の投球。
「試合中も話したんですけれども、緩急もつけられたし腕もよく振れてたんだけど全体的にちょっと良くなかったですね、彼としては。シングルヒットでも芯にあたって抜けて行く場面がよく見られたので、もうボール一つ一つ低ければまた違った結果になったのかなと」
――打線は今日はしっかり点を取れた。
「ヒット9本の5点。ランナーを溜めたところで一本出るかでないかというのはすごく大きくて、そこがなかなか出なかったというのは得点圏においてからのバッティングというのは課題かもしれないですね。こうやって追い上げたというか、点を取れたのはすごくよかったとは思うんですけれども。もう一つでしょうね」
――満塁で一本でないというところに関して、思い当たるところは?
「いやいや、俺はちょっとバッターのことはよく分からないけど、投げ手からすると厳しいところに投げていくので、ストライクからボールから変化球であったり、力入れて投げたりするので、打ちづらいというのは打ちづらいと思うんですけど。やっぱり溜まったところで一本出るか出ないかってところは試合を大きく左右するところですよね。打ってほしいというのもおかしいけど、出してほしいですね」
――7回の攻撃、村上選手のヒットからチャンスが広がった。終盤にヒット1本出るのはやはり大きいのか?
「もちろんそうですね。打席の内容は非常によかったと思います。ちょっといいかなと思った9回に最後に三振してしまったんですけど。悪くはないと思いました」
――とっかかりがあると思うが1本を重ねていけば?
「今までができすぎたとは言わないが、打てないことがあるのも当たり前で、4番だから打ってほしいというのも当たり前なので、そこははっきりしたい。実際打ててないので、クローズアップされますけども4番バッターはそれだけじゃない」
――乗り越えてほしい?
「タイミングと角度さえ合えば、どこの方向でもホームラン行く。今はそれが合っていないだけ。その1本が壁なのかどうか分からないけども、本人が全力で一生懸命やっている結果なので、しっかり練習して明日はいい打席で打てるようにやるだけじゃないですか」
――ビハインドで木澤尚文投手が抑え勝ちがついた。
「2ケタ勝利の投手がいないのでね。そういうピッチャーがいるというのはすごく大きくて、リリーフで9勝するというのは、どれだけ大事なところでどれだけ粘ったり、彼が投げているときに援護があったりとかにつながってくるので、流れであったり、運であったり、自分の頑張りであったりというのがこの数字になっている」
――坂口智隆選手の引退について。
「彼は口に出して言うよりも練習の態度であったり、ベンチでの姿であったりとかを見て後輩が影響を受ける。なかなかいそうでいなくて、若い選手も色々彼から学んだことが多いと思う。僕も感謝しています」
――ファームで高橋奎二投手が投げた。
「見てましたけども立ち上がりがよかったですね。今後どうなるかは決めてないですけども、いい材料だと思います」
ヤクルトは連敗を2で止め、リーグ優勝した25日以来の勝利となりました。
2点を追いかける7回、代打オスナ選手がホームランを放ち逆転に成功すると、9回には守護神マクガフ投手が無失点にリーグトップに並ぶ38セーブ目を挙げました。
また日本選手最多56号と三冠王に期待がかかる村上宗隆選手はノーアーチに終わりましたが、第4打席に18打席ぶりのヒットを打ち5打数1安打で、打率トップを維持しました。
▽以下、ヤクルト高津臣吾監督の主な一問一答
――点を追う展開だった。
「石川(雅規)の内容にはちょっと問題点があったかなと思うんですけども、その後リリーフがつないで、打線もよくつないで。オスナの一発はよく効きましたけども、こういう展開をひっくり返したんで、みんなよくつないだと思いますね 」
――石川投手の投球。
「試合中も話したんですけれども、緩急もつけられたし腕もよく振れてたんだけど全体的にちょっと良くなかったですね、彼としては。シングルヒットでも芯にあたって抜けて行く場面がよく見られたので、もうボール一つ一つ低ければまた違った結果になったのかなと」
――打線は今日はしっかり点を取れた。
「ヒット9本の5点。ランナーを溜めたところで一本出るかでないかというのはすごく大きくて、そこがなかなか出なかったというのは得点圏においてからのバッティングというのは課題かもしれないですね。こうやって追い上げたというか、点を取れたのはすごくよかったとは思うんですけれども。もう一つでしょうね」
――満塁で一本でないというところに関して、思い当たるところは?
「いやいや、俺はちょっとバッターのことはよく分からないけど、投げ手からすると厳しいところに投げていくので、ストライクからボールから変化球であったり、力入れて投げたりするので、打ちづらいというのは打ちづらいと思うんですけど。やっぱり溜まったところで一本出るか出ないかってところは試合を大きく左右するところですよね。打ってほしいというのもおかしいけど、出してほしいですね」
――7回の攻撃、村上選手のヒットからチャンスが広がった。終盤にヒット1本出るのはやはり大きいのか?
「もちろんそうですね。打席の内容は非常によかったと思います。ちょっといいかなと思った9回に最後に三振してしまったんですけど。悪くはないと思いました」
――とっかかりがあると思うが1本を重ねていけば?
「今までができすぎたとは言わないが、打てないことがあるのも当たり前で、4番だから打ってほしいというのも当たり前なので、そこははっきりしたい。実際打ててないので、クローズアップされますけども4番バッターはそれだけじゃない」
――乗り越えてほしい?
「タイミングと角度さえ合えば、どこの方向でもホームラン行く。今はそれが合っていないだけ。その1本が壁なのかどうか分からないけども、本人が全力で一生懸命やっている結果なので、しっかり練習して明日はいい打席で打てるようにやるだけじゃないですか」
――ビハインドで木澤尚文投手が抑え勝ちがついた。
「2ケタ勝利の投手がいないのでね。そういうピッチャーがいるというのはすごく大きくて、リリーフで9勝するというのは、どれだけ大事なところでどれだけ粘ったり、彼が投げているときに援護があったりとかにつながってくるので、流れであったり、運であったり、自分の頑張りであったりというのがこの数字になっている」
――坂口智隆選手の引退について。
「彼は口に出して言うよりも練習の態度であったり、ベンチでの姿であったりとかを見て後輩が影響を受ける。なかなかいそうでいなくて、若い選手も色々彼から学んだことが多いと思う。僕も感謝しています」
――ファームで高橋奎二投手が投げた。
「見てましたけども立ち上がりがよかったですね。今後どうなるかは決めてないですけども、いい材料だと思います」