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「実力不足」花巻東の“怪物2年生”佐々木麟太郎 4打数ノーヒットに終わり反省の弁 快音響かず

2022年6月9日 18:46
「実力不足」花巻東の“怪物2年生”佐々木麟太郎 4打数ノーヒットに終わり反省の弁 快音響かず
4打数ノーヒットに終わった花巻東高校・佐々木麟太郎選手
◇春季東北地区高等学校野球大会準々決勝 東北高校3-1花巻東高校(9日、福島・あづま球場)

高校通算69号、花巻東高校の“怪物2年生”佐々木麟太郎選手が、春季東北大会の準々決勝に登場しましたが、4打数ノーヒットに終わりました。

この日、3番・ファーストでスタメン出場を果たした佐々木選手。
初回、2アウトランナーなしで初打席を迎えます。捉えた打球は右中間へ高く上がりますが、スタンドまでは届かずライトフライに倒れます。

3回の第2打席では2アウト2塁、3塁の場面で東北高校の先発・小倉勝貴投手(3年)が暴投。花巻東が1点を先制します。しかし佐々木選手はショートフライに倒れ追加点とはなりません。

2-1と逆転を許した直後の6回裏、1アウト3塁で第3打席を迎えますが、空振り三振に倒れチャンスを生かせなかった佐々木選手。

「1アウト3塁で空振り三振してしまった。1点差をなんとか追いつきたい場面で実力不足、勝負弱さが出た」と振り返りました。

試合は8回に東北高校が1点を追加し3-1で迎えた最終9回。佐々木選手の第4打席。初球から積極的に振った当たりはレフトフライ。花巻東は3-1で東北高校に敗れ、準々決勝敗退となりました。

試合後、佐々木選手は「チームとしても自分自身にしても実力不足だと思いますし、このゲームを落とした悔しさを夏に向けて高めていかないといけない」と反省の弁。

現在高校通算69号を放ち、さらなる記録更新が期待される佐々木選手。

「自分自身もホームランの記録とかが全てではないと思っているので、記録関係なく4打席ある中でチームの打撃に絡める打撃をしていかないといけないと責任を強く感じてます」と口にしました。

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